ラミー万年筆の代表格。ラミー「サファリ」をレビュー!!
コモノコで紹介したい万年筆は数多くありますがその中でも
コストパフォーマンスがダントツに素晴らしい万年筆をご紹介します。
ラミー「サファリ」です。
万年筆入門用としてもおすすめです。
万年筆と言えば、大人の文具や高級品なイメージがありますが
サファリはドイツでは子供が使う筆記具として設計されており
デザインも子供でもつかえるような工夫が凝らされておりなおかつ
値段もこなれています。カラーデザインも子供が使うような可愛い
色が多いのが特徴です。
デザインは子供向けと侮れないほどカジュアルで大人の人が持っても
決して安っぽく無くなおかつおしゃれです。
外観
材質は、プラスチックですが安っぽさは感じません。
特徴的なのがこの大型のクリップです。転がり防止でもありながら
何でも挟めてしっかりと固定してくれます。
万年筆のキャップはスクリュータイプが多いのですがサファリの
キャップははめ込み式です。日々使ってるとさっと使える
はめ込み式が意外に重宝します。
側面には残量確認用の穴があります。ただ筆者がつかってるのは
スケルトンモデルですのでインク残量がすぐみえるので活用してませんが
あるとないとでは確認のために開ける手間がかからず便利です。
グリップ部分には指を置く位置が少しへこんでいます。これは
使ってると自然にペン先の角度や向きが最適になるようになってます。
他の万年筆を使うと分かるのですが、結構ペンの角度が若干ずれると
紙の上でのペン先の滑りが悪くなったります。
このへこみはラミーの万年筆しかなく特徴のうちの一つです。
書き味
筆者が試したペン先はEF(ごく細)とF(細字)ですが、海外メーカーは
若干太字になる傾向がありますので私はEFを愛用してます。
それでもボールペンでいったらー。5~0.7ぐらいの太さがあり
線もしっかりしています。
万年筆の特徴としてインクによって書き味が変わると言うのがあるので
1種類のインクで書き味を表現するのは若干ナンセンスではあります。
ただペン先の特徴としては適度にしなるものの若干硬い目のスチールです
子供の筆圧の高さにも対応出来るようになってると思われます。
インクフロー(インクの出る量)については若干少ない目ですが
文字がかすれるようなことはありません。
ペンのバランスについては、若干ペン先よりですがペン自体が軽いので
そこまで感じません。キャップを後ろに付けると大分後ろにバランスが
変わるので好みに合わせて使うことが出来ます。
筆者はキャップを付けないようにしてます。
何より、くぼみによりペン角度が常に最適になり角度を気にせずに
ガリガリ使えるのがいいと思います。
最後に
筆者は万年筆に一時期はまって10本ぐらいの万年筆を所有しています。
しかし、現在一番ヘビーローテーションで使用してるのは
ラミー「サファリ」です。
写真でもおわかりいただけるようにそろそろ買い換えたら?と言いたく
なるぐらい使い込んでます。ペン先も2回交換しながらも使い続けています。
ある意味一番気軽につかえて使い倒せるんですよね。
万年筆を使ってみたいんだけどおすすめは?と言われたら、筆者は
真っ先にラミー「サファリ」を薦めています。