この記事を読まれているということは、貴方は喫煙者であり禁煙に興味を持たれている方だと存じます。
私が禁煙を決意し実際に禁煙してから1年間経ちました。禁煙成功したといっていいでしょう
そんな私の禁煙方法をご紹介いたします。
禁煙を志した理由はいろいろ有ると思います。その理由としては
- 健康のため
- たばこ代節約のため
- 家族や友人など周りの人のため
- たばこに費やしている時間を取り戻すため
- 火事など災害を防止するため
- 車や家など自分の資産や環境を守るため
たばこをやめる理由としてこのようなものではないでしょうか。
私は実際に20年間超ずっと喫煙者でしたし、廻りも喫煙者ばかりでした。
しかし、たばこの値段が徐々にあがるにつれ、廻りの喫煙者の数が減っていきました。この時に何度か禁煙のチャレンジをしましたが結局は喫煙を続けてしまっていました。
そして、本気で禁煙とすると宣言してから念のための準備期間1ヶ月をもって現在ほぼ1年の禁煙を続けております。現在の感覚からしてもう喫煙者に戻ることはないと断言できる状況です。
禁煙がもたらしてくれたこと
禁煙が私にもたらしてくれたことは数多くあります。その筆頭はなんと言ってもお金が減らなくなったことです。
たばこを買いに行くとき、昔は自販機とかもありましたがいま入手手段としてはコンビニエンスストアではないでしょうか。しかし一旦店内にはいると珈琲とかちょっとしたお菓子であるとかついつい衝動買いしてしまいます。
禁煙をしてたばこを買う必要がなくなると、コンビニには本当に必要な時以外には行かなくなります。たばこ代だけが節約できるというわけではなくそれ以外の代金も節約できます。わたしはこのおかげで万札単位で節約できました。
禁煙することによるメリットを羅列します。
- たばこ代だけでなくお小遣いの節約になります。
- 喫煙で失われた体力が戻ってくる
- 心肺機能が回復してきて健康になる
- つねに喫煙場所が気になることがなくなる
- 喫煙に費やしていた時間とその付随時間の余裕が生まれる
- 臭いなどが廻りに悪影響を与えなくなる
よく言われる禁煙のメリットでわたしが感じなかったこと
- 禁煙すると食事がおいしく感じられるようになる。
- 酒の席でたばこが吸いたくなってイライラする。
禁煙すると食事がおいしく感じられるよとは禁煙成功者からよく聞く話ですが、わたしはとくにこれは感じませんでした。普段から普通においしく食事を頂いていますし、特別好みが変わったことも無かったです。
酒の席にたばこがすいたくなってイライラするとか、酒とたばこはセットだ!と言われますが、まずわたしがあまり酒の席を好まないこともあるし、どちらかというとたばことセットは珈琲かなと感じていたので余り個々は気になりませんでした。
ここで禁煙のデメリット(喫煙のメリット)を羅列します。
- 禁煙者のコミュニティができ喫煙の話題で盛り上がれる
- たばこを吸うという名目でサボること(休憩ともいう)ができる
- 禁煙がすすむと何故か喫煙者からマウントをとられる
こんなところでしょうか。
最後の喫煙車のマウントはわたしだけかもしれませんが、なぜかうらやましいのか禁煙を邪魔してくる喫煙者がいらっしゃったのです。さすがに1年も禁煙が続くと何も言われなくなりますけどね。
実際に私が禁煙を成功させた方法とは
まず私が禁煙をするにあたり、念のために1ヶ月の準備期間を取りました。
その理由としては
自分が喫煙するタイミング(時間や癖)を把握した
喫煙する場所を把握した
喫煙具が収納されている場所から全部出した
喫煙ではないが、電子たばこのような代替喫煙具も全部出した
いままでの禁煙失敗を思い出す限り羅列した。
この準備期間はともかく過去に失敗した理由から来ています。
禁煙中に喫煙具を見るとふらふらっと吸いたくなってしまって失敗した
現在使っている喫煙具をすてても、どこからかライターがでてきてたばこをかってしまって失敗
ベイプなどの代替喫煙具を使用していたが、結局使用割合がたばこが増えてきて失敗
食事後はたばこという癖ができていたので、食事後吸いたくてイライラして失敗
このようなことからとにかく1ヶ月かけて、準備しました。そしてその準備期間で
一番たばこを吸っていた場所でだけは吸わないにしました。
もちろんそれ以外は自由ですので普通に喫煙していました。
そして、代替喫煙具も含め喫煙具は1つだけにしてそれ以外の喫煙関連は全部廃棄しました。
プチ禁煙です。でも、このプチ禁煙は良かったです。禁煙初期の「今すいたい、でもがまんしないと」で発生する「イライラ」をある程度体感することはよかったです。いつも吸っている場所で吸わないようにするだけで喫煙時間とその付随時間がだいぶ稼げたとおもいます。
禁煙開始1日前
寝るまでに、車の灰皿の掃除など喫煙具関連はすべて廃棄しました。いろいろありましたがとにかく喫煙関連はすべてなくしました。この時に「もう自分はたばこは必要ないいらない人間なんだ」と自分に言いながら廃棄しました。
禁煙開始(初日~1週間)
1日目は結構余裕です。たまに吸いたいなとおもっても、「禁煙開始初日だよ?1日もたないとかないわ」で過ごしましました
2日~3日は初期の禁断症状が出ますが、2分耐えれば問題なかったです。「禁煙開始してから何時間たった?自分はこれぐらいしかできない人間か?」と自分に話し込んでいました。
4日~1週間がかなりしんどいです。というか1年たった今この時期が一番精神的にしんどかったです。「ここまで頑張ったのが無駄になるぞ!それでいいのか?また禁煙するとなったらこの苦しみを再度味わうことになるのだがいいのか?1回でおわらせようぜ!」とにかく、今まで頑張った自分をほめてせっかくここまで頑張ったのだから続けよう!という気持ちで耐えていました。
1年間禁煙できた私から今から禁煙される方にいえることは1つです。1週間禁煙できるなら1年間禁煙できますよ!誘惑にまけなければ!
禁煙開始(1週間~1か月)
多分、精神的な禁断症状は1週間ぐらいで収まります。1週間たったあとに来るのは、禁断症状ではなく喫煙誘惑です。
脳から、たばこを吸ったときの良い影響である高揚感を再現したくなって、「たばこすってもいいかな?1本ぐらいだったらいいよね?」のような、たばこすいましょうよ?というような喫煙誘惑がちょいちょい顔をだしてきます。酒の場やいままで喫煙をしていたタイミングや場所に遭遇するとこのような喫煙誘惑が自発的に顔を出してきます。
これには耐えるしかありません。その環境から脱出できれば数秒で喫煙誘惑は消えますが抜け出せないこともあるでしょう。その時には、「今まで禁煙を続けている自分はよくやっている。禁煙できない人がいる中ですばらしいことだ。でも、禁煙できている人はこの状況を体験しながらも禁煙つづけれてる。自分にそれができないわけはないよな!」私はこれで耐えました。禁煙してる自分をほめる。いまこの誘惑が自分からでてるが先達の禁煙者にまけてもいいのか?自分にはできないのか?これを自分にいいきかせながら過ごしました。
禁煙開始(1か月~1年)
禁煙を1か月続けると、禁煙による様々ないい影響が出てきます。
お金が妙に財布にたまっている
たばこを吸っている人の匂いがきつく感じ、かつての自分を思い描く
時間がいきなり空いてくる。また何かするにも集中できる。
灰皿があったであろう場所が汚れることがなくなる
手持ちの荷物にふと余裕が出てきていることに気が付く
細かいところをいえばまだまだあるでしょうがこのような影響が出てきます。
たま~に喫煙誘惑が出てきますが、禁煙のメリットをそのたびに1つ見つけます。
また、いつものセリフです。「1本でも吸ったら禁煙とは言えない。いままで頑張った苦しみをまた体験したいわけじゃないよね」
禁煙開始(1年~) 禁煙成功宣言
わたしが禁煙して1年経ったときには、禁煙できたといってもいいだろうといことといまだにたまにある喫煙誘惑を断ち切るために、周囲に「禁煙1年間達成!禁煙成功です!」と宣言し、禁煙成功BBQを開催してお祝いしました。これでまた喫煙したら恥ずかしいので1つの抑止力となっています。
禁煙成功して
禁煙成功してよかったことは、私が感じたのは、匂い・お金・時間です。
匂いが気になるので、喫煙場所に近づくことがなくなった。
これは、例えば飲食店で喫煙がOKな店にはいかなくなりました。必然的に飲食店にいくときには店を選ぶようになり、適当に食事をするということがちょっとだけ改善された気がします。同様に何か遊びにいくときにも喫煙場所には近づくことがなくなりましたし、家族といてたばこのために喫煙場所に1人だけ移動して待っていてもらうようなことはなくなりました。
たばこの代金以上にお金がたまるようになった。
たばこが切れると妙にそわそわ、そしてコンビニに買いに行くとついでに何かを購入。たまに見つからないライターのために予備を購入したりとか、結構お金がでていく状況が改善されるので妙にお金がたまります。禁煙初日に喫煙具を処分しますがこの時いかに喫煙具を持っていたかわかります。ライターがどれだけ大量に出てきたかことか。
時間的に余裕が生まれる。
とにかく、喫煙のために緊急性がたかく重要ではないことに時間を取られていたので、重要事項にかける時間が生まれます。また、何かをしている時間に喫煙時間を割く必要もないので集中できる世になりますので余計に時間ができると感じます。
ほかにもいろいろ変化がありますが、それは禁煙成功してから体験してみてください。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
結局根性で我慢したのかよ!って言われます。その通りです!
というか、いままでニコチンパッチやニコレットとか禁煙本とか読みましたが結局成功しませんでした。最後はなにかといえば、禁断症状や喫煙誘惑を断ち切る意思がないとふらふらぁと1本喫煙してしまうことになります。
世の中にはいろいろな禁煙には方法がありますが、多かれ少なかれ禁煙するんだという意思は必要です。頑張ってください。わたしもいまだに喫煙誘惑に抵抗しています。
この記事が禁煙を目指す皆様のためになれば幸いです。