腰痛からはじまった、尿路結石です。
この前記事は、「始まりは腰痛でした。そして病院に運ばれ診断は尿路結石でした。」です
で、結構頑張って結果、尿管にいるのが7mm級が1cm級にバージョンアップした結石です。この大きさになると自然にでていく確率も大分下がるので、体外に頑張って排出する作業をすすめながら結石を破壊する事にしました。
処置の正式名称は「体外衝撃波結石破砕術」です。入院をともなった処置が必要ですが、1日だけなので、なんとかしました。
体外衝撃波結石破砕術とは
破砕術では衝撃波を体外から結石に向かって集中させて破壊する方法です。破壊した破片は自然排出させるとのと事です。メスを使うことなく処置も1Hぐらいでおわるらしいので結構気楽にしておりました。ただ、一応内臓に衝撃波を与えるので術後の経過観察が必要とのことです。移動は全部車椅子でした。
仕組みはこんな感じです。
(西陣病院パンフレットより転載)
設備はこんな感じです。
処置装置はこちら(書いてる機器名がこれでしたので間違いないと思う)
(メーカーのパンフレットより掲載)
体外衝撃波結石破砕術をうけてみた
会社の隣の病院で処置をしてきました。
朝から病院に入りレントゲンで最終的な石の位置を確認。(処置前に結石が無くなっている事も有るらしいです)このときはしっかりと石がおりました。位置は変わらずとのこと。
で、入院の手続きをして施術の服装に着替え、処置前の検査を受けていざ処置です。
ぶっちゃけここぐらいからですかね、もう病院で下半身をだしてもなんとも想わなくなってきたのは、検査やなんやらで脱ぐことが多くまた下手に恥ずかしがっても失礼だしとおもい出した頃です。
このときに、予定では14:30から処置予定でしたが、11:00にやれるのでやりましょうとのことでした、ながなが待っていてもしょうがないのでサクッと承諾しました。
車椅子で移動してもらいながら、処置室へ
機械の処置台に寝っ転がって、左脇腹を風船に(衝撃波発生装置らしい)にジェルがたっぷり付いた物を押しつけて準備万端!
先生が、機械で結石の場所を確認してそこに狙いを定めていざ破砕開始。ふくよかな体型なので衝撃波も強めでいくとのこと。
始めますとの宣言のあと、パンパンっと電気がピリッとくるようなハンマーでドンドンっと叩くような
衝撃が脇腹後ろから発生しだしました。出力はドンドン上げていくようです。
で、石に狙いが当たると、外からの衝撃もありますが体の中の石が暴れているというかはねるというか「衝撃が当たっているぅぅぅぅ!!」ってのが分かります。
正直、処置の前にボルタレンを処方されていたんですが結構痛い!でも我慢出来なくなるまでは我慢するしかないし結石痛みにくらべれば!!ってことで必死に我慢!
しかも先生曰く、なんか石が衝撃でなのか何か分かりませんが場所が動くらしく動いたら探しながら処置を続けるので痛みが出たり出なかったりしながら耐えていました。衝撃与えながら機械がうごくので当たっていないところから当たったらいきなり痛みがくるので痛くなくても油断ができない!
途中、姿勢の問題なのか台から落ちそうなのを耐えてたからか背骨が痛くなってきたのでちょっと姿勢を直させてもらったぐらいでガンガン打ち込んでもらいました。
時間の方も大体1時間ぐらいでおわったかな?
その後は安静なので車椅子で移動して、処置終了確認の為に再度レントゲン。
で、あとは病室に戻って体調に変化が起こらないか経過観察と言う名の放置プレイ。
一応持ち込んだ本とかス○ホとかKI○Aとかで時間を消費。
レントゲンの結果は、石の輪郭がぼやけたようになったので完全に破砕したかは
確認できなかったがダメージは与えられたのでは無いかとのこと。
あとは2週間後に検査とのことで一応予約。多少破砕してるだろうから水を一杯飲んで
と指示を受ける。まあ、すでに水を飲む癖がついてきたので大丈夫じゃなかろうかと。
トイレの度に一応、茶こしで濾して破砕した破片が出ないか確認するとのこと。
で、結局12:20ぐらいに病室にかえってきてから翌日朝に退院するまでに
トイレ5回行きまして、毎回茶こしに茶色いのと白いのとの砂みたいな破片が
2~5粒ぐらいが確認出来る感じでした。なんかすくなくね?
1cm級が破砕したならもっと破片でなくない?でも未だに7mmも膀胱に止まっている
事を考えたらそんなでないものなのかな~とおもいながら退院しました。
体外衝撃波結石破砕術を施術した結果
ちなみに痛みは、破砕処置をしてからほぼなくなったと言っていいほどでした。
破砕するまでは右向いて横になったら圧迫されるのか結構痛くなってきたのですがまったくそれがありません。結局、退院してこの文書を書くまで大体48間処置から経っていますが全く痛みがないです。とはいっても、まだ結石はいるので予断は許さないんのですけどね。なんか違和感は未だにありますからね。
2週間後の検査の時には膀胱にもどこにもおらずに自然排出されていることを願ってガンガン水を飲むしかないですね。
体外衝撃波結石破砕術を施術したその後
2週間後の検査の時、結果として石は砕けませんでした、とはいっても多少は動きがあったようで、若干移動しているのとレントゲンではもやっとした感じになっていました。
そして、痛みがでにくくはなっています。たしかに違和感があり痛い覚えはあるのですが、以前ほど痛みが激しくはない感じです。たぶん破砕はできなかったが、隙間ができたので流れているのではないかなと思います。
そして先生と話した結果、あと2回は同じ料金でできるらしいので、そのままやってだめであれば最終手段の物理で排除する方法にしましょうと伝えました。